芥川賞・直木賞が発表 今年は3作品が受賞 By - grape編集部 公開:2026-01-15 更新:2026-01-15 Share Post LINE はてな 2026年1月14日、東京都内で『第174回芥川龍之介賞(以下、芥川賞)』と『第174回直木三十五賞(以下、直木賞)』の選考委員会が行われ、芥川賞から2作品、直木賞から1作品の計3作品が選出されました。 純文学の新人作家が選考対象になる芥川賞。今回は、鳥山まことさんの『時の家』、畠山丑雄さんの『叫び』が受賞しました。 大衆文学を対象とした直木賞は、嶋津輝さんの『カフェーの帰り道』が受賞しています。 第174回芥川賞・直木賞 候補作品 第174回芥川賞の候補作は、以下の5作品です。 ・久栖博季『貝殻航路』 ・坂崎かおる『へび』 ・坂本湾『BOXBOXBOXBOX』 ・鳥山まこと『時の家』(受賞) ・畠山丑雄『叫び』(受賞) また第174回直木賞の候補作は、以下の5作品です。 ・嶋津輝『カフェーの帰り道』(受賞) ・住田祐『白鷺(はくろ)立つ』 ・大門剛明『神都(しんと)の証人』 ・葉真中顕『家族』 ・渡辺優『女王様の電話番』 受賞者のコメント 受賞した鳥山さん、畠山さん、嶋津さんは発表後の記者会見でコメントを語っています。 『時の家』で芥川賞 鳥山まことさん 建物を設計するという仕事の内容であったり、行為であったりが、小説の執筆の手順や考え方に非常にリンクしていく。 それは自然とそうなっていく感じなのですが、書き方というところで、すごく重なってきたり、影響し合っているところはあるかなと思います。 『叫び』で芥川賞 畠山丑雄さん 率直にすごく嬉しかったです。銀座のカフェみたいなところで待っていて、(発表まで)2時間半くらいかかって、空気もお通夜みたいになって、待っている間にどんどん空気が煮詰まっていって、なんか無理かもみたいな感じになっていたので。 このような賞をいただいたことで、ますます多くの人に読んでいただける機会になるかなと思うので、会見を見ている方や新聞を読んで知った方も、ぜひ手にとって読んでもらえたら、それが一番嬉しく思います。 『カフェーの帰り道』で直木賞 嶋津輝さん 事務系の会社を転々としながら会社員を続けてきましたが、40代にもなるとそんなに人から怒られることもなくなるし、社内に目上の人も少なくなるんです。 そのタイミングで小説という新しい世界に入ると、本当に自分は吹けば飛ぶような新人でしかなくて、でもそれなりに苦労をして、叱られたり、時には軽い扱いを受けることもあったりして。 ネガティブな意味だけでなく、感情の起伏がとても激しくなったんですね。そういう意味で、今が青春だなって感じることが多くて、この歳でこういうところに到達できたというのは、本当に面白い人生だなと思います。 前回2025年の第173回では、芥川賞・直木賞ともに該当作なしの結果となったため、読者の間で驚きの声が上がっていました。 受賞者への贈呈式は2026年2月下旬に行われる見込みとのこと。 今回の受賞を通して、多くの人が作品に興味を持ち、文学を楽しむきっかけになるといいですね。 [文・構成/grape編集部] 「この犬はコメディアンになれる」 ベンチの上のボールを取りたいゴールデンがとった『行動』が…?飼い主「ゴールデンレトリバーは本当に賢い」 ベンチの上のボールを取ろうとして?「面白すぎる!」 和菓子職人「包み切れなくて…」 巨大イチゴ大福に「斬新な形」「福がありそう」「合成かと思った」和菓子職人も驚いた『巨大イチゴ』。大福にすると? 出典 日本文学振興会 Share Post LINE はてな
2026年1月14日、東京都内で『第174回芥川龍之介賞(以下、芥川賞)』と『第174回直木三十五賞(以下、直木賞)』の選考委員会が行われ、芥川賞から2作品、直木賞から1作品の計3作品が選出されました。
純文学の新人作家が選考対象になる芥川賞。今回は、鳥山まことさんの『時の家』、畠山丑雄さんの『叫び』が受賞しました。
大衆文学を対象とした直木賞は、嶋津輝さんの『カフェーの帰り道』が受賞しています。
第174回芥川賞・直木賞 候補作品
第174回芥川賞の候補作は、以下の5作品です。
・久栖博季『貝殻航路』
・坂崎かおる『へび』
・坂本湾『BOXBOXBOXBOX』
・鳥山まこと『時の家』(受賞)
・畠山丑雄『叫び』(受賞)
また第174回直木賞の候補作は、以下の5作品です。
・嶋津輝『カフェーの帰り道』(受賞)
・住田祐『白鷺(はくろ)立つ』
・大門剛明『神都(しんと)の証人』
・葉真中顕『家族』
・渡辺優『女王様の電話番』
受賞者のコメント
受賞した鳥山さん、畠山さん、嶋津さんは発表後の記者会見でコメントを語っています。
『時の家』で芥川賞 鳥山まことさん
建物を設計するという仕事の内容であったり、行為であったりが、小説の執筆の手順や考え方に非常にリンクしていく。
それは自然とそうなっていく感じなのですが、書き方というところで、すごく重なってきたり、影響し合っているところはあるかなと思います。
『叫び』で芥川賞 畠山丑雄さん
率直にすごく嬉しかったです。銀座のカフェみたいなところで待っていて、(発表まで)2時間半くらいかかって、空気もお通夜みたいになって、待っている間にどんどん空気が煮詰まっていって、なんか無理かもみたいな感じになっていたので。
このような賞をいただいたことで、ますます多くの人に読んでいただける機会になるかなと思うので、会見を見ている方や新聞を読んで知った方も、ぜひ手にとって読んでもらえたら、それが一番嬉しく思います。
『カフェーの帰り道』で直木賞 嶋津輝さん
事務系の会社を転々としながら会社員を続けてきましたが、40代にもなるとそんなに人から怒られることもなくなるし、社内に目上の人も少なくなるんです。
そのタイミングで小説という新しい世界に入ると、本当に自分は吹けば飛ぶような新人でしかなくて、でもそれなりに苦労をして、叱られたり、時には軽い扱いを受けることもあったりして。
ネガティブな意味だけでなく、感情の起伏がとても激しくなったんですね。そういう意味で、今が青春だなって感じることが多くて、この歳でこういうところに到達できたというのは、本当に面白い人生だなと思います。
前回2025年の第173回では、芥川賞・直木賞ともに該当作なしの結果となったため、読者の間で驚きの声が上がっていました。
受賞者への贈呈式は2026年2月下旬に行われる見込みとのこと。
今回の受賞を通して、多くの人が作品に興味を持ち、文学を楽しむきっかけになるといいですね。
[文・構成/grape編集部]