保育器から出た我が子を抱かない父親 一言に「そんな理由があったとは」「涙が出てくる」
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※写真はイメージ

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生まれたばかりの我が子が、初めて腕の中にやってくる瞬間。
それは、多くの親にとって、一生に一度の特別な時間です。
しかし、その『特別』をあえて受け取らないことを選んだ親もいました。
助産師のエピソードが、threadsで話題
2026年2月6日、助産師として働く、なごみ(nagomi_midwife)さんがthreadsに投稿したエピソードが反響を呼んでいます。
つづられたのは、病院のNICU(新生児集中治療室)で起こった出来事です。
NICUとは、早産や病気などにより特別な医療ケアが必要な赤ちゃんが入院する専門病棟。医師や看護師が24時間体制で小さな命を支えています。
ある日、入院していた赤ちゃんが初めて保育器の外に出られることになりました。
赤ちゃんは別のクリニックで生まれましたが、出生時の容態が悪かったため、赤ちゃんだけ、なごみさんの働く病院へ搬送されてきたといいます。
その場にいた父親に、看護師が「抱っこしてみますか?」と勧めると、意外な言葉が返ってきたのです。
「僕は抱っこしません」
※写真はイメージ
父親のまさかの一言に、おそらくその場の空気は、一瞬止まったことでしょう。
しかし父親は、こう続けました。
「僕が初めての抱っこじゃなくて、これは奥さんにしてもらいたいんです。初めての特別は奥さんに…」
父親は、決して我が子を抱きたくないわけではなく、「出産した母親に最初の瞬間を渡したい」という強い想いがあったのでした。
後に知った『母親の願い』
それから2日後、面会に来ることができた母親に、なごみさんはこの時のやりとりを伝えました。
すると母親は赤ちゃんを抱きながら、涙を流してこう言っていたそうです。
「唯一書いたバースプランが『初抱っこは私がしたい』だったんです。夫はそれを尊重してくれたんだと思います」
※写真はイメージ
バースプランとは、出産にあたっての理想や希望などを書き記すものです。
母親が書いていた、たった1つの願いを、父親はちゃんと確認して覚えていたのでした。
我が子を初めて抱いた母親を、父親は隣で嬉しそうに見つめていたのだとか。なごみさんは、その光景にとても感動したとつづっていました。
投稿に「素敵な話」「泣いた」の声
なごみさんのエピソードには、多くの『いいね』のほかコメントが多数寄せられました。
・最初は「なんだこの人…」と思ったけど、すごくいい夫だった。
・「怖いから」とか言い出すのかと思って身構えたら、素敵なパパ。
・いい話。うちの子もNICUにいた時期あり、その時の気持ちを思い出して泣いた。
・断ったパパ、涙を流しながら抱っこしたママ、それぞれの想いが泣ける。
・ママ想いの素晴らしいパパ。想像するだけで涙がこみ上げました。
『初めての抱っこ』という、たった一度きりの瞬間を、母親に迷わず渡した父親。
深い愛情が込められた選択は、なごみさんをはじめ多くの人の心を震わせました。
これから始まる家族の時間は、きっと思いやりにあふれた素敵なものになることでしょうね!
なごみさんは、妊娠・出産・育児の不安に、『LINE』でのチャットや電話を通して寄り添う助産相談『やわらぎ助産相談』も行っています。気になる人はチェックしてみてください。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成/grapeトレンド編集部]